情報システム開発論(オブジェクト指向による情報システム開発入門)
注記1: 以下の内容は、私が某大学で非常勤講師として、講義に使用しているものです。
情報システム開発手法として、データ中心設計とオブジェクト指向によるシステム開発手法を詳述。
@特にオブジェクト指向では、UMLを使ったシステム設計を述べています。近年、大いに脚光を浴びているシステム
A開発プロジェクト管理についても追加で講義に加えました。
Bシステム開発手法だけでなく、実際の業務に対応するビジネスプロセスや業務知識(特に経理業務、
小売・卸売の流通業、製造業、ネット企業)を含め設計演習課題を設けており、
理論と実践を兼ね備えた内容になっています。
注記2: 左側のタイトルをクリックして検索してください (PDFファイルがダウンロードできます。)。
第1回 情報システム開発概要 | 情報システム開発の概要であり、歴史的経緯、定義、プロセス概要 SEになるための要件などが記載してあります。 |
第2回 情報システム開発の流れ | 情報システム開発の手法、標準化の意義、情報システム開発のプロセス、 開発方法の改善、分析技法について記載してあります。 |
追加 プロジェクト管理 | 第2回からプロジェクト管理を独立させた。プロジェクト管理の必要性、構成、 概要を記載。さらに、プロジェクト管理のポイントとしてWBS、PERT図、 およびプロジェクト管理者の経験値や心得を掲載。 WBS/PERT図サンプル(Excel) |
第3回 情報システム開発の手法1 (データ中心アプローチ) |
データ中心アプローチ(DOA)による情報システム開発の手法、プロセス、 ノウハウについて記載してあります。その内、特にDFD、データ正規化、 ER図の手法については詳述。 サンプルDFDダイヤグラム DFD図の記号(Excel) ER図の記号(Excel) |
第4回 情報システム開発の手法2 (オブジェクト指向) |
オブジェクト指向の成立の経緯、基本コンセプト、手法、分析/設計方法の 概要が記載してあります。 論文集へのリンク(リンクは7月末まで) |
第5回 情報システム開発での UMLの活用 |
オブジェクト指向のモデリング言語(UML)の概要、表記法、および UML使用上のヒント、オブジェクト指向開発の課題が記載してあります。 UML図の記号(Excel) 課題1の解答例 課題2の解答例 UMLmemoツールのダウンロード方法 (UMLエディタ) |
第6回 経理業務のモデル化 | 経理業務の業務内容紹介(業務体系、簿記の基本、会計帳票の 作成方法)、およびオブジェクト指向のよる経理業務のモデリングの 事例紹介があります。 課題のクラス図解答例(UMLmemoで開くこと) 課題のデータモデル解答例(同上) 解答例の紹介: |
第7回 小売業のモデル化 | 小売業の変遷、役割、業務内容および流通における位置付けを述べる。 さらにセブンイレブンに事例も紹介。オブジェクト指向による機能モデルも提示。 課題の解答例 解答例の紹介: |
第8回 卸売業のモデル化 | 卸売業の役割、業務内容および流通のシステム革新課題を述べる。さらに UMLクラス図のステレオタイプの事例も紹介。 課題の解答例 解答例の紹介: |
第9回 ネットビジネスのモデル化 | インターネットビジネスの概要、分類、事例、留意点を述べる。さらに 流通業におけるネットビジネスのユースケース事例も紹介。課題の回答例 解答例の紹介: |
第10回 演習問題1 | 前書きに補足として製造業のシステムの事例紹介があります。 オブジェクト方式でのモデリングを実際にやってみる演習問題を紹介。 演習問題としては、図書館の蔵書管理、貸出し管理等を取り上げてあります。 |
第11回 演習問題1の解答例 | 演習問題1の解答として、システム要求分析記述書、アーキテクチャ分析記述書、 ユースケース図、ユースケース記述書、クラス図、クラス仕様書、データベース図、 シーケンス図の実例が掲載してあります。 |
第12回 演習問題2 | オブジェクト方式でのモデリングを実際にやってみる演習問題を紹介。 演習問題としては、インターネットショップの事例を取り上げてあります。 |
第13回 演習問題3 | オブジェクト方式でのモデリングを実際にやってみる演習問題を紹介。 演習問題としては、小売店のPOSシステムを取り上げてあります。 アンケートの紹介 (学生がやってみたいアプリケーション/開発工程) |
第14回 まとめ | 総まとめとして、オブジェクト指向によるシステム開発のキーポイントのまとめ。 当講義の早分かり集になっています。 |